タロットの記録

カバラ、セフィロトの樹、タロットについてのブログです。

Thoth Tarot ~トートタロット~

Thoth Tarot、トートタロット。アレイスター・クロウリーの著書「トートの書」の挿絵として作られ、彼の死後カード化されたというある意味特殊で独特なデッキです。暗示的な画風、独自の理念をもち人を選ぶデッキです。

 

以前はライダー・ウェイト版を使いケルティック・クロスを用いて占っていました。しかし日本人であることによる宗教への考え方の差からか、キリスト教の影響が強いこのデッキではイメージが固定されてしまうようでスランプに陥っていました。

 

そんな時に出会ったのがトートタロットです。

ライダー・ウェイト版に対してトートタロットはカバラーの密儀、古代エジプトの考え方の影響を濃く受け継いでいるデッキです。

 

このデッキを真に使いこなす為にはカバラー、西洋占星術、エジプト神話、ギリシャ神話に北欧神話、果てはインド神話に中国の易などなど大量の知識が必要になります。

そして知識だけではなくその知識を組み合わせること、カードからのメッセージを感じ取ることが必要です。

 

カードの絵柄を見たとき、はっきりこれだ!と感じました。

 

中でもⅧ Adjustment「調整」に心を奪われました。双極性障害は心の調整ができない状態。これも何かの因果でしょうか…

 

これからそれぞれのカードに関する考察を少しずつ書いていきます。